南　方　琉　球　日　記

遅くなりましたが
7月4日の新聞に掲載されていた
高知県四万十市西土佐大宮区にある

まさに

2005年JAの大宮出張所の廃止に伴い、2006年5月。約8割の世帯108人が700万（平均6万円あまりを出資）住民が株主となる大宮産業がスタートした。
＊JAの大宮出張所は、日用品以外にもガソリンや農業資材を販売していたので、交通手段を持たない高齢者や農家にとってはあってはならないものであった。
経営は、設立3年連続で黒字！08年には平均76人/日のお客で、売上高5116万円！

すばらしすぎるじゃありませんか！
自分たちのために、自分たちでやる「底力」を感じました。
普通だったら「しょうがない」とか文句になると思いますが、大宮地区はそこから一歩を踏み出した結果だと思います。

スゲーぜ！大宮産業！

営利目的や、よく言われる「費用対効果」では、片付けられないものがあると思います。それは、目には見えないものであり、気づきにくいもので、今の私たちには「当たり前のもの」になっているからだと思います。その「当たり前が、当たり前でなくなった時」に気づいて対応しても犠牲者や、もしかしたら自分がその被害を被るものだと思います。
＊沖縄の高齢化率16.6％　47都道府県のうち47位（平成20年3/31付）ちなみに１位は島根県28.1％！沖縄でさえ共同売店の必要な地域があるのに内地はもっとあるのかと思うと、ある意味怖い感じがします。

半数以上の世帯が、農業を営んでいる地区なのにJAは撤退していいのだろうかと思うのだが・・・

ｐｓ「大宮産業　高知」でググれば、写真や情報が見れるブゥ～