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2009年11月23日

洗骨②

1時間近く時間をかけ、やっとお墓の蓋が開けた。
その後、ハブや得体の知れない蟲がいるかもしれないので
お墓の内部に殺虫剤を大量に散布

お墓の中は、大きさ縦270mm。横230mmの長方形。
縦に三段。横に一段あり。真ん中は広場になっていました。

殺虫剤が落ち着いたときに、長男おじさんが、中に入り中を確認。
遺体を外に出そうとするが、棺は腐っているので
棺に掛けてあった布?本人が着用していた着物?ごとそのままお墓の蓋まで運ぶ
蓋にはビニールをひいて、遺骨・遺品がこぼれないようにする。

ビニールごと遺骨を選別しながら、お墓の敷地内の隅で丁寧に手で洗う。
選別された祖母の遺骨は、目から上の部分の頭蓋骨・下顎・関節?脊椎?だけ・・・
後は、指輪や風葬したときのクシ。入れ歯。

生前祖母は足の手術をして、足に金属を入れていましたが、
朽ち果てたのか、それもありませんでした。

遺骨を水できれいに洗った後、泡盛できれいに拭く作業をしました。
洗骨自体は、おばさんたちがやっていました。

遺骨の少なさに、悲しいような寂しいような感じがしました。
頭蓋骨をなでると、あまりの小ささに寂しくなりました。
子供頃からのイメージでは、あまり小柄でない感じでないのに
実際の骨を見ると・・・。何ともいえませんでした。

他は、風葬時の衣装で使用した草履など残っていました。



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Posted by 字伏 at 15:19│Comments(0)儀式
 
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